ダイレクトリクルーティングの費用は?成功報酬型と定額型の違いと選び方【中小企業向け】

「求人広告を出しても応募が来ない」「人材紹介は手数料が高い」。そんなときの選択肢が、会社から求職者に直接声をかけるダイレクトリクルーティング(スカウト採用)です。

ただ、料金の決まり方はサービスごとに違い、「結局いくらかかるのか」が分かりにくいところがあります。この記事では、費用の考え方を図と表で整理します。

この記事で分かること

  • ダイレクトリクルーティングと、求人広告・人材紹介の違い
  • 料金の2つの型(成功報酬型・定額型)と、採用人数ごとの料金の計算例
  • 自社に合う型の見分け方と、選ぶときの3つの確認点

結論:料金の型は、採用予定の人数・採用できなかったときの負担・追加料金で比べましょう。同じ契約の中で複数名の採用を見込めるなら定額型、採用人数に応じて払いたいなら成功報酬型が合いやすくなります。どちらでも、欲しい人に声をかけられるかの確認が欠かせません。

ダイレクトリクルーティングとは?求人広告・人材紹介との違い

ここでは、求人広告・人材紹介・ダイレクトリクルーティングの3つを比べます。

求人広告・人材紹介・ダイレクトリクルーティングの違いを並べた図

求人広告は、求人を出して応募を待つ方法です。人材紹介は、紹介会社が候補者を探して紹介してくれます。

ダイレクトリクルーティングは、会社が求職者の経歴を見て、会いたい人に自分から声をかける方法です。まだ応募してこない人にも、会社を知ってもらえるのが強みです。

その代わり、誰に声をかけるか、どんな文面を送るかを、自社で考える手間がかかります。

相手から返事が来たら、やり取りを通じて面談や選考につなげます。応募を待つ方法と比べて、声をかける相手を自社で選べるのが特徴です。

料金は主に「成功報酬型」と「定額型」

ダイレクトリクルーティングの料金は、主に次の2つの型に分かれます。

成功報酬型定額型
払うとき採用が決まったとき使う期間ごと(前払いが多い)
費用の目安(中途採用)理論年収の15%程度、または一定額年額80〜400万円程度
費用の目安(新卒採用)1名30〜40万円程度60〜250万円程度(採用予定人数による)
良いところ採用できなければ、成功報酬は発生しない同じ契約の範囲なら、採用人数による成功報酬は発生しない
気をつけること採用人数に応じて報酬が増える。初期費用などの有無も確認する採用できなくても利用料がかかる。通数の追加や期間の延長の費用も確認する

出典:リクルートエージェント「ダイレクトリクルーティングの費用相場は?料金形態やサービスの選び方を紹介」(2024年10月更新)。実際の金額はサービスや契約で変わります。

「理論年収」は、手数料の計算に使う年収です。毎月の給与や残業代などの12か月分と、想定される1年分の賞与(ボーナス)をもとに計算します。含まれる項目は、契約で確認しましょう。

成功報酬型でも、「採用1名につき◯万円」と金額で決めている場合と、「理論年収の◯%」と割合で決めている場合があります。見積もりのときに、どちらなのかを確かめましょう。

参考までに、人材紹介の手数料は、理論年収の30〜35%が相場とされています(BOXIL Magazine「人材紹介会社の手数料・報酬の相場と契約内容・返金規定」、2025年9月更新)。

何人採用すると、いくらかかる?(理論年収400万円の計算例)

理論年収400万円の人を採用できた場合で、料金を計算してみます。以下は、すべて税抜で計算した例です。人材紹介は理論年収の30%、スカウトの成功報酬型は15%を、税抜の手数料として仮定しています。定額型は、ヤギオファーの1雇用区分・90日間・1,000通のプラン(10万円)を例にしています。

一般的な相場と、1つのサービスの料金を並べた計算例です。同じ成果が出ることを示すものではありません。

理論年収400万円の人を1名・3名採用できた場合の料金計算例(税抜。人材紹介・スカウト成功報酬型・ヤギオファー)

成功報酬型は、採用人数に応じて費用が増えます。3名採用すると、人材紹介では360万円、スカウトの成功報酬型でも180万円ほどです。

定額型は、同じ契約の範囲なら、採用人数が増えても利用料は変わりません。ただし、採用できなかった場合も利用料はかかります。

たとえばヤギオファーの1雇用区分・90日間・1,000通のプランで、追加購入なしに3名を採用できた場合、1名あたりの基本利用料は約3.3万円(税抜)です。これは計算例で、3名の採用を約束するものではありません。社内の作業にかかる時間なども、別に考える必要があります。

また、1名を採用するのに何通送る必要があるかは、職種や地域で変わります。送れる数に余裕があるかも、あわせて確かめましょう。

定額型と成功報酬型、どちらが自社に合う?

料金の型は、次の3つで比べると選びやすくなります。

定額型と成功報酬型のどちらが合うかを、採用予定人数での費用の総額・採用できなかったときの負担・予算の決め方で比べた表

定額型は、同じ契約の範囲で採用人数が増えるほど、1名あたりの基本利用料が下がります。ただし、何名から費用を抑えられるかは、料金の設定によって違います。

成功報酬型は、採用人数に応じて報酬を支払いたい会社に合いやすい料金の型です。採用できなければ成功報酬は発生しませんが、初期費用や月額費用などの有無は別に確認しましょう。

採用予定の人数ごとに、定額型の利用料・追加料金と、成功報酬型の報酬・初期費用などの総額を比べると、判断しやすくなります。

なお、どちらの型でも、欲しい人がそのサービスに登録しているか、スカウトを送る時間を取れるかで成果は変わります。料金とあわせて確かめましょう。

定額型の例:ヤギオファーの料金

定額型の例として、履歴書作成サービス「ヤギッシュ」の登録者に、直接オファーを送れるヤギオファーの料金を紹介します。

ヤギオファーの料金(90日間10万円、1,000通、成功報酬0円、雇用区分ごと)

図のほかに、次の点も押さえておきましょう。

  • オファーを承認した人の個人情報の閲覧とチャットは、人数の上限なし
  • 利用期間は90日間で、自動更新はない

登録者は280万人以上(2026年9月時点)で、若い世代が中心です。公式資料では、中途の利用者が7割とされています。

ただし、登録者全体の人数と、自社の条件で実際に声をかけられる人数は違います。職種や勤務地を絞ったときの人数を確かめましょう。

利用期間は課金した日から90日間なので、採用したい時期に合わせて始めるのがおすすめです。

出典:株式会社Yagish 公式資料(2026年10月時点)

自社の条件で、何人に声をかけられるか知りたい方へ

ヤギオファーの正規代理店であるTalencoでは、無料のオンライン相談(約45分)で、実際の管理画面を見ながら、御社の職種・勤務地でスカウトできる人数と費用の目安をお伝えしています。

運用の相談と、導入後の専任担当によるサポートは無料です。スカウト文面の作成などの運用代行は別料金です。

選ぶときに確かめたい3つのこと

料金だけで選ぶと、「送りたい相手がいなかった」「送る時間が取れなかった」ということが起きがちです。次の3つを確かめましょう。

ダイレクトリクルーティングを選ぶときに確かめたい3つのこと

1. 欲しい人が登録しているか

サービスごとに、登録者の年齢層や地域、雇用区分が違います。採用したい人が多く登録しているかを、先に確かめましょう。

無料の相談や資料で、実際の登録者の数を見せてもらえるかを聞いてみましょう。

2. 何通・何日送れるか

1名を採用するのに必要な通数は、職種や地域で変わります。期間内に送れる数を確かめておくと安心です。

あわせて、初期費用、通数の追加、期間の延長、雇用区分の追加の料金も確認しましょう。成功報酬型では、どの時点で報酬が発生するかと、早く辞めた場合の返金の条件も確認します。

送った数のうち、どのくらいが承認されるかの目安も聞いておくと、計画が立てやすくなります。

3. 社内で続けられるか

文面づくり、送る作業、返事への対応を続けられるかも大切です。自動で送る機能や、困ったときの相談先があると続けやすくなります。

サービスの利用料に加えて、候補者選び・文面づくり・返事への対応に使う社内の時間も見込んでおきましょう。最初の1か月は「毎週◯曜日に送る」など、社内でルールを決めておくと続けやすくなります。

まとめ

  • ダイレクトリクルーティングは、会社から求職者に直接声をかける採用の方法
  • 料金は主に「成功報酬型(採用人数に応じて報酬が発生)」と「定額型(契約期間・プランに応じて利用料が発生)」の2種類
  • 同じ契約の中で複数名の採用を見込めるなら定額型、採用人数に応じて払いたいなら成功報酬型が合いやすい。どちらも追加料金と社内の手間まで含めて比べる

迷ったときは、自社の条件で声をかけられる人数を確かめると、判断しやすくなります。

ヤギオファーが自社に合うか、無料で相談できます

スカウトサービスが初めてでも大丈夫です。使うかどうかは、相談のあとでご判断ください。

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