「社内報を毎月作ってるけど、誰も読んでいない気がする…」 「せっかく時間をかけて制作してるのに、反応がない…」
社内報担当者なら、一度は感じたことがある悩みではないでしょうか。
実は、多くの企業が同じ課題を抱えています。産業編集センターの調査によると、Web社内報の平均閲覧率は約40%、つまり6割の社員が読んでいないという実態があります。
では、なぜ社内報は読まれないのか?そして、どうすれば「読まれる社内報」に変えられるのか?
本記事では、社内報が読まれない5つの理由と、データに基づいた7つの改善策を徹底解説します。
【目次】
- データで見る「社内報が読まれない」実態
- 社内報が読まれない5つの理由
- 読まれる社内報に変える7つの改善策
- 閲覧率を測定する具体的な方法
- まとめ:読まれる社内報は「データ×改善」で作る
1. データで見る「社内報が読まれない」実態
平均閲覧率は約40%——”4割の壁”が存在する
産業編集センターが実施した「インターナルコミュニケーション調査」によると、Web社内報の閲覧率のボリュームゾーンは「4割」。
さらに、閲覧率が50%以上と回答した企業は約3分の1に留まっているという結果が出ています。 つまり、多くの企業が「6割の社員に届いていない」という状態です。
(出典:産業編集センター「Web社内報の閲覧率、”4割の壁”」https://www.shc.co.jp/column/6217/)
紙の社内報はさらに読まれていない可能性
Web社内報でさえ4割の閲覧率なのに、紙の社内報はもっと低い可能性があります。
紙の場合、配布されても開封されない、そもそも受け取っていない(リモートワーク・現場作業員)といった問題があります。
ただし、紙の社内報の閲覧率を正確に測定するのは困難なため、確実なデータは存在しません。
「読まれない」が引き起こす3つの問題
社内報が読まれないと、以下のような問題が起こります。
- 経営メッセージが届かない:経営理念・ビジョン・方針が浸透せず、社員の行動に反映されない。
- 組織の一体感が生まれない:部署間・拠点間の情報断絶が続き、サイロ化(縦割り化)が進む。
- 採用・定着に悪影響:会社への理解不足・帰属意識の低さが、離職率の高止まりにつながる。
実際、厚生労働省の「雇用動向調査」(直近のデータ)によると、入社3年以内の離職率は3割を超えています。離職理由の上位には常に「職場の人間関係」や「会社の将来性への不安」がランクインしています。
社内報は、こうした課題を解決するツールのはずなのに、読まれなければ意味がありません。
2. 社内報が読まれない5つの理由
では、なぜ社内報は読まれないのでしょうか? 主な理由は以下の5つに整理できます。
理由①:コンテンツが社員のニーズと合っていない
「自分に関係ない」と思われている
社内報が読まれない最大の理由は、内容が社員の関心とズレていることです。 例えば、「経営層のメッセージばかりで現場の声がない」「特定の部署の話題に偏っている」といった場合、社員は「自分には関係ない」と判断し、読むのをやめてしまいます。
理由②:デザイン・レイアウトが読みにくい
見た目が「読む気を失わせる」
どんなに良い内容でも、デザインが悪ければ読まれません。 文字が小さすぎる、余白がない、見出しがない、といった紙面は読む気を削ぎます。特にWeb社内報の場合、スマホ最適化されていないと、移動中に読もうとしても離脱されてしまいます。
理由③:アクセス・閲覧の導線が悪い
「どこにあるかわからない」「見るのが面倒」
イントラネットの奥深くに埋もれている、ログインID・パスワードの入力が毎回必要、といった「アクセスの手間」は致命的です。 「見たい」と思っても、そこにたどり着くまでのハードルが高いと、社員は諦めてしまいます。
理由④:配信頻度・タイミングが不適切
「月1回では遅すぎる」or「多すぎて追いつかない」
情報には鮮度があります。月1回の発行ではニュースが古くなっている可能性があります。逆に、毎日送られても「またか」と飽きられます。 また、業務が忙しい月初・月末や、休日に配信しても読まれません。
理由⑤:効果測定をしていない——改善のPDCAが回っていない
「読まれているか、わからない」が最大の問題
多くの企業が、社内報を「作って終わり」にしています。 どの記事が読まれたか、どこで離脱されたか。これらを測定し改善しなければ、いつまで経っても閲覧率は上がりません。
3. 読まれる社内報に変える7つの改善策
ここからは、社内報の閲覧率を上げるための具体的な改善策を7つ紹介します。
改改善策①:ペルソナ設定で「誰に向けた記事か」を明確にする
「誰に何を伝えたいか」を明確にする
社内報の読者は、年齢・部署・役職がバラバラです。だからこそ、記事ごとにペルソナ(想定読者)を設定することが重要です。 「新入社員向け」「管理職向け」などターゲットを絞ることで、「これは自分のための記事だ」と感じさせることができます。
改善策②:データ分析で「読まれる記事」を可視化する
Googleアナリティクス等で閲覧率を測定
Web社内報なら、必ずアクセス解析ツールを導入しましょう。 PV数(閲覧数)、平均滞在時間、記事別ランキングを分析すれば、「読まれる記事」の傾向が一目でわかります。人気記事の傾向を次号に反映させるだけで、閲覧率は確実に上がります。
改善策③:タイトル・見出しの工夫——「読みたい!」と思わせる
3秒で興味を引けるかが勝負
タイトルは記事の顔です。「社長挨拶」ではなく「社長が語る”これからの10年”」、「営業部の報告」ではなく「売上120%達成の裏側にあったドラマ」のように、興味をそそる具体的なタイトルを付けましょう。
改善策④:スマホ最適化・マルチデバイス対応
移動中・休憩時間に読まれる設計
社員の多くは、移動中や休憩時間にスマホで社内報を読みます。 レスポンシブデザイン(スマホ対応)は必須です。文字サイズや行間も、スマホで見やすいように調整しましょう。
改善策⑤:プッシュ通知・リマインド施策で「忘れさせない」
ザイオンス効果(単純接触効果)を活用する
更新通知を送るだけでなく、SlackやTeams、社内SNSなどを活用して「目に触れる回数」を増やしましょう。 心理学の「単純接触効果」により、繰り返し目にすることで関心が高まります。ただし、中身のない通知を頻発すると逆効果になるため、「注目の記事」をピックアップして紹介するなど工夫が必要です。
改善策⑥:社員参加型コンテンツを増やす
「知っている人が出ている」ことが最大のフック
最も読まれるのは「自分や同僚が載っている記事」です。 「社員紹介」「突撃インタビュー」「わが家のペット自慢」など、社員が登場するコーナーを増やしましょう。登場した社員が周囲に「載ったから見てね」と拡散してくれる効果(社内シェア)も期待できます。
改善策⑦:読後アンケートでフィードバックをもらう
一方通行の発信から、双方向のコミュニケーションへ
記事の最後に「いいね!」ボタンや、簡単な感想フォームを設置しましょう。 「面白かった」「参考になった」という反応が見える化されると、制作側のモチベーションアップになるだけでなく、社員にとっても「参加している感覚」が生まれ、愛着が湧きます。
4. 閲覧率を測定する具体的な方法
Googleアナリティクス(GA4)の設定手順
ステップ1:GA4アカウント作成
Googleアナリティクスの公式サイトから、無料でアカウント作成。
ステップ2:トラッキングコードをWebサイトに埋め込む
WordPressなら、プラグイン「Site Kit by Google」で簡単設定。
ステップ3:測定開始
24〜48時間後からデータが取得できます。
ステップ4:レポート作成
「記事別PV」「平均滞在時間」「直帰率」をExcelやスプレッドシートにまとめる。
(詳細な設定方法は、Googleアナリティクス公式ヘルプを参照)
紙の社内報の場合:アンケートで簡易測定
紙の社内報は、デジタルのように正確な測定はできませんが、読者アンケートで代用できます。
アンケート項目例:
- 今月号を読みましたか?(はい/いいえ)
- どの記事が面白かったですか?(複数選択)
- 読まなかった理由は?(時間がない/興味がない/その他)
- 今後読みたい記事は?
半年に1回程度実施し、傾向を把握しましょう。
5. まとめ:読まれる社内報は「データ×改善」で作る
社内報が読まれない理由は、以下の5つでした。
- コンテンツが社員のニーズと合っていない
- デザイン・レイアウトが読みにくい
- アクセス・閲覧の導線が悪い
- 配信頻度・タイミングが不適切
- 効果測定をしていない
そして、読まれる社内報に変えるための7つの改善策は:
- ペルソナ設定で「誰に向けた記事か」を明確にする
- データ分析で「読まれる記事」を可視化する
- タイトル・見出しの工夫
- スマホ最適化・マルチデバイス対応
- プッシュ通知・リマインド施策
- 双方向コミュニケーション
- PDCAサイクルで継続改善
最も重要なのは、「データで測定し、改善し続けること」です。
「作って終わり」ではなく、「読まれるまで改善し続ける」——この姿勢が、閲覧率を格段に増やす鍵です。
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離職率低下・定着率向上につながる記事を企画します。
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【この記事を書いた人】
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